ソフィ・オクサネン情報
Helsingin Samonat 紙 (Digi-HS 2012/11/02) によると,作家ソフィ・オクサネン Sofi Oksanen の昨年 (2011) の年収は 86,036€ (860万円) だったそうである。一昨年 (2010) の30万€ (3000万円) に比べると急減しているが,これは,Silberfeldt という出版社を立ち上げ,小説 Puhdistus 「粛清」の販売と売上収入を一手に管理させているようになったからのようだ。実際,この小説のペーパーバック版は,この出版社から出ている。このペーパーバック本の表紙の絵は,映画のポスターと同じだから,映画からの収益もこの会社が管理しているとみて間違いなかろう。
8月末に出たオクサネンの最新作 Kun kyyhkyset katosivat 『ハトたちがいなくなった時』 (Like 2012) のハードカバー本をフィンランドからようやく取り寄せた。8月は,この作品の発売日より前に帰国したので,買えなかった。CDブック版も同時に入手して,朗読を iTunes に取り込んだ。今まだ,別の本を読んでいるので,読み始めるのは先になるが,今から楽しみである。ときに,あまり評判が聞こえてこないのだが,『粛清』の日本語訳の売れ行きはどうなのだろうか。
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