フィンランド絵本新刊「木の音をきく」(猫の言葉社)
猫の言葉社からフィンランド絵本の新訳が出ました。もちろん,稲垣美晴さんの翻訳です。
木の音をきく ─ リーッタ・ヤロネン,稲垣美晴 (訳) ─ 2,000円+税
父親が亡くなり、遠くの町へ引っ越すことになりました。母親の仕事や二人の住むところを探すために、今日は電車に乗って引っ越す町を見にいきます。母親が切符を買っているあいだ、少女は、駅のそばにある木の下で、カラスを見ながら静かに待っています。
木からいっせいにカラスが飛びたつと、少女には、愛するものを失う木の気持ちが痛いほどよくわかり、少女の心に、父親の思い出が次から次へとよみがえってきます。
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 株投資 | 2012年11月17日 (土) 04時42分