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フィンランド人のリテラシー問題

 フィンランド人の10人に1人は,十分な読解力を身につけていないという調査結果が出ているそうだ。

 記事: SKSML: Joka kymmenes suomalainen lukutaidoton (YLE.fi 2011/07/25)

 ニュースは見出しに lukutaidoton 読み書きできない という語を使ってセンセーショナルに書いているが,ここで問題になっているのは,さきごろの OECD の PISA テストでも話題になった,いわゆる機能的リテラシー,フィンランド語で言うと toiminnallinen lukutaito のことだから,一語加えて toiminnallisesti lukutaidoton とすべきところだった。ただし,リテラシーがいわゆる識字のことをさした時代は過去のことで,ほとんどの人々が読み書きできるようになった今では,読解力がリテラシー問題の中心になっているようだから,見出しに噛み付くのはあたっていないかもしれない。

 記事によると,書かれたテクストの理解力・読解力が不十分なフィンランド人 (16~65歳)は,2000年の調査で36万人いたそうである。専門家によれば,この数字は現在もほとんど変わっていないだろうという。

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