湯沸かしコイル (2) - keeduspiraal
ソフィ・オクサネン Sofi Oksanen の小説「粛清」の中で,ウラジオストクにいるザラ Zara がお茶を淹れようとお湯を沸かすシーンで,湯沸かしコイル keeduspiraal (英語 immersion heater, heating coil) が使われていることを話題にした。
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ソフィ・オクサネン Sofi Oksanen の小説「粛清」の中で,ウラジオストクにいるザラ Zara がお茶を淹れようとお湯を沸かすシーンで,湯沸かしコイル keeduspiraal (英語 immersion heater, heating coil) が使われていることを話題にした。
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サウナというとフィンランドというイメージだが,いわゆるフィンランド式のサウナはエストニアでも古くからある標準的な入浴方法である。まだソビエト時代の1980年に2ヶ月ほど私がホームステイ (=居候) させてもらったタリン郊外の家には,内湯がなくて,家族と一緖に湯屋というか,公衆浴場に連れて行ってもらったことがある。公衆サウナには,バスタブもいくつかあって,そこで身体を洗うこともできたが,どうも追加料金がかかったようで,ブリキのバケツだけ借りて湯をいれて,立ったまま身体を洗う人が多かったような気がする。行く機会はなかったが,ソビエト時代でも農村部にはコルホーズの共同サウナがあったはずである。私の知人の家では,その後,息子たちが大学を卒業して働き出し,家族の生活が安定してくると,息子たちが自前で庭にサウナを建てたので,私はタリンに行くと,サウナが目当てで何度もお邪魔した。
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エストニアのインダストリアルアートとデザインの博物館 Eesti Tarbekunsti- ja Disainimuuseum で,最近の10年間に何らかの展覧会などで賞を受けた工業デザインの特別展が開かれているという。実際に会場に行ったわけではないから詳しいことはわからないが,記事や写真,映像などから判断すると,商品のパッケージのデザインが中心で,それも,アルコール製品のビンやラベルがとくに多いらしい。
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タリンとタルトのちょうど中間地点あたりにある都市 Paide パイテに,10トンを超える人道支援の衣類の詰まったコンテナーが,アメリカ合衆国のネブラスカ州から届いた。人口9800人ほどの町だから,住民1人当たり1kgを超える荷物の量である。地元の教会 Püha Risti kirik が,先方の教会組織と連絡をとり,半年以上の準備を積み重ねて実現した。
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ソフィ・オクサネン Sofi Oksanen の「粛清」 Puhdistus の第1部,Zara がまだウラジオストクにいる時,Zara のところに幼友だちの Oksanka が訪ねてくる。Zara がお茶をだそうと湯を沸かす場面がこう描かれている (39~40ページ)。
Kattilassa spiraalimaisen vastuksen ympärille alkoi muodostua kuplia. Zara odotti kuumentimen pois vedestä, teepurkin hyllystä, kaatoi veden teelehtien päälle kannuun ja vei kupit pöytään. (p.39-40)
やかんの中でらせん状の抵抗器の周りに泡が立ち始めた。ザラは,電熱器を湯の中から取り出し,茶壷を棚からとって,湯をポットの茶葉の上に注ぎ,紅茶茶わんをテーブルに出した。
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オクサネン Sofi Oksanen の小説 Puhastus 「粛清」の 1992年のシーンの1つでは,主人公 Aliide の住む家の庭に,深く掘られた pumppukaivos ポンプ式井戸があり,vesisanko 水桶で水を汲んでいたことになっている (p.294)。ポンプ式というと電動か思うが,水を水桶で汲むこととは相容れない気がする。どうやらこれは,手押しポンプの井戸でもなくて,いわゆるはねつるべのついた井戸 kooguga kaev (hoogukaev) のようだ。
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今週の水曜日(9/15)の夜,タリンの都心,ヴィル・ホテルとエストニア劇場の間にあるタンムサーレ公園で,タリン市が主催して «Tallinn hoolib oma kodanikest» (タリンは市民を気遣う),通称 Kodutute öö (ホームレスたちの夜) という催しが開かれた。あいにくの大雨だったが,大勢のホームレス市民たちが集まった。平たく言えば,ホームレスの人たちに簡単な食事 (スープ,お茶,パン) を振る舞い,歌とダンスの娯楽を提供する催しである。この催しは,今年で5回目のようだ。
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エストニアで使われている典型的なコンセントの写真があったので,紹介する。プラグの形からして違うのだから当然と言えば当然だが,日本のコンセントとはずいぶんと形が違う。
私は,90年代にこれとそっくり (ただし差し込みは4つ) のものをエストニアで買って,海外旅行用のスーツケースにいつも入れている。かさばって持ち運びに便利なものではないのだが,海外のホテルでパソコンを使いながら,携帯を充電したりするには,こういうコンセントがテーブルの上にあった方が都合がいい。今年の夏の旅行では,ハンガリーでも使えることがわかったので,当分は手放せない。この写真を見ると,同じ型の製品がずっと作られているのかなとも思われるし,あるいは,私と同じように何年も前に買ったのをずっと使い続けているのかも知れない。
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エストニアのパルヌとタルトの間にあるヴィリヤンティ県 Viljandi の小学校の先生の家族の夏の別荘にコウモリの群れが住みついた。映像を見る限りでは,別荘の家族は子どもたちも含めて,気味悪がるというよりは,楽しんでいる。コウモリたちの方も,人間を怖がっている様子はなく,子どもたちが頭を撫でても逃げない。専門家たちも,昼間は暗い場所に潜んでいるはずの,コウモリが明るい場所にどうどうと姿をみせている珍しい現象に「実に面白い」と言っているという。
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エストニアの地方出身の国会議員には,タリン市内に原則としてワンルームのアパートが国からあてがわれる。その場合の住宅手当の上限は月7000クローン (50000円) で,27人の国会議員にこの金額が支払われている。また,ほぼこの金額に近い手当が支給されている議員が5人いる。
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