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ヘルシンキのエストニア人幼稚園 - Eesti lasteaed Helsingis

 フィンランドのヘルシンキで10月1日から,エストニア人の子どものための幼稚園が開園する。開園を週明けの月曜日に控えた金曜日(9/28)に祝賀会が開かれた。

記事: Helsingi lasteaias kõlab esmaspäevast eesti keel (Postimees 2012/09/29)

 幼稚園を開設したのは,エストニアで幼稚園の園長の経歴のある Annika Madisson さん。自らも,5人の子どもをもつ母親。5年前から,ヘルシンキで経営者養成講座に通い,女性起業家支援基金から資金を借りるなどして,準備を積み重ね,今年の夏にようやく幼稚園のための部屋の賃貸契約が実現し,この秋の開園にこぎつけた。開園のための部屋の改装などの準備が,式典当日の朝7時まで終わらなかったという。

 40人の園児を受け入れることのできるスペースの幼稚園に,今年入園申し込みをした子どもは20人。朝の7時に出勤しなければならない親の都合を考慮して,幼稚園は朝6時15分から夕方5時まで扉を開く。幼稚園の先生として雇用された3人は,夫がヘルシンキで働く専業主婦の女性たちらしい。フィンランドの法律では,7人の園児につき1人の保育士の雇用が義務付けられている。

 幼稚園ではエストニア語による保育が行われるが,卒園後,フィンランドの学校に入学するのに備えて,イマーション方式によるフィンランド語学習も行われるそうである。

幼稚園     lasteaed
イマーション  keelekümblus
辛抱強さ    visadus
賃貸契約    üürileping
借金,ローン  laen
女性起業家  naisettevõtja
私立幼稚園  eralasteaed
保育士     kasvataja
遊び場     mänguplats, mänguväljak
屋外で     õues
営業時間   lahtiolek


記念祝典の模様。左が Madisson 園長。ただし,この歌っている子どもたちが
入園してくるわけではないようだ。
Uut lasteaeda ja Annika Madissoni (vasakul) tervitasid eile ka Helsingi Eesti Maja laulustuudio lapsed.

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