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6月の強制連行 - küüditamine

 1941年6月14日の未明,ソ連軍の指令により,エストニアで最初の強制連行 (küüditamine, 英語 deportation) が行われた。このときに,ロシアに強制連行されたエストニア人は1万人を超えた。同様の強制連行は,ラトビアやリトアニアなどでもほぼ同時に行われた。

 エストニアでは,6月14日を強制連行の犠牲者の冥福を祈る日と定め,国および地方自治体の役所や施設は,国旗を弔旗として掲揚することが義務づけれれている。このほか,会社,商店,民家などでも弔旗を掲げることができる。

 弔旗を,旗竿に掲げるときは,まず国旗を竿の先まで揚げ,そのあと旗の下辺が竿の中間点に来るまで,旗を下げるのが正しい掲揚のしかたである。弔旗を降ろすときも,旗を一旦竿の先まで揚げてから,静かに下げる。

 弔旗を家の壁に掲げる場合は,幅5~10センチの黒いリボンを,旗竿の先に結ぶ。リボンの長さは,旗の長さに等しくする。

 国旗の掲揚の時間は,原則として日の出日没に合わせるが,日の出の遅い冬期の掲揚は遅くても8時,日没の遅い夏期には,遅くても10時には旗を降ろさなければならないと定められている。この決まりにしたがい,14日には,午前8時に国旗が掲揚され,午後10時に竿から降ろされる。


 記事: Täna tähistatakse juuniküüditamise aastapäeva (Postimees 2012/06/14)
 記事: Homme näeb Andres Söödi filme (Postimees 2012/06/13)
 記事: Esmaspäeval heisatakse Eesti lipud leinalipuna (Postimees 2011/06/13)
 記事: Riigijuhid: kuriteod inimsuse vastu ei aegu (Postimees 2011/06/14)
 参考: 国旗掲揚 - lipu heiskamine (2010/02/24)

 最初の強制連行は6月に行われたので「6月の強制連行」 juuniküüditamine と呼ばれている。これに対して2回目の強制連行は,1949年3月25日に行われたので,「3月の強制連行」 märtsiküüditamine と呼ばれる。参考までに,ソフィ・オクサネンの小説『粛清』の中で,主人公アリーデの姉,つまりザーラの祖母が連れさられるのは,3月の集団連行のほうである。

掲揚する     heiskama
弔旗        leinalipp
追悼の日     leinapäev
6月14日未明  ööl vastu 14. juunit
強制連行     küüditamine
集団強制連行  massiküüditamine
思い出す     mälestama
記念行事    mälestutüritus
揚げる      tõstma
降ろす      langetama
竿の先      mastitipp
リボン,テープ  lint
縁         serv
日の出      päikesetõus
日没       päikeseloojang
遅くとも      hiljemalt

Leinalipuna heisatud Eesti riigilipp. Küüditatute mälestuspäev mälestusmärgi Rukkilill juures.

Riigijuhid: kuriteod inimsuse vastu ei aegu

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