タリンのクリスマスツリー - Raekoja platsile toodi jõulupuu
去年は,クリスマスツリーが最初に公共広場に飾られたのは,タリンとリガのどちらが先かをめぐる楽しい論争が世界を賑わせたが,もう1年が過ぎて,今年もクリスマスがすぐそこまできている。
記事: Tallinna jõulupuu jõudis õnnelikult Raekoja platsile (Postimees 2011/11/17)
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クリスマス市場がタリンの市庁舎広場 Raekoja plats で始まるのは,クリスマスの1ヶ月前の週末ということにきまっていて,今年も11月27日の日曜日にクリスマスツリーの飾り付けが行われることになっている。フィンランドなどの北欧の街で豆電球による街の通りのライトアップが始まるのも,一般に11月下旬からだ。これは,クリスマスの4週間が降臨節 Advent と呼ばれて,キリストの降誕を待つ期間とされているかららしい。私のよく行く東京のスターバックスでは,11月に入ると早々に,クリスマスブレンドという名前のコーヒーをメニューに登場させ,クリスマスのモチーフの店内飾り付けを始めたが,これはちと気が早すぎる。
とはいえ,今週の木曜日(11/17)の午後4時過ぎには,タリンから東へ35キロほど行ったところにある Kuusalu クーサルという町の森で切り出されてタリンの市庁舎広場まで運ばれてきた,全長20メートル余,重さ4.5トンのトウヒ kuusk の木が,クリスマスツリーとなるべく広場の真ん中に立てられた。このクリスマスツリーに飾り付けの照明の灯がともされるのは,教会でキリスト降誕節の始まったことを示すためのロウソクに火が灯されたあとになる。
写真で見ると,木は,根元の周りの2メートルくらいの高さまで,チェーンソーによって,鉛筆の先を削るように削られたあと,切り倒されて,トレーラーで運ばれた。この削られて細くなった部分を,地面に空いたマンホールのような穴に差し込んで,木を安定させるようだ。
クリスマスツリー jõulupuu
市庁舎広場 Raekoja platsi
立てる üles panema
見事な,立派な uhke
トウヒの木 kuusepuu
倒す maha võtma
照明 valgustus
スイッチを入れる sisse lülitama
降誕祭のロウソク advendiküünal
点火する süütama
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