ミス牛っ娘コンテスト - vissikonkurss
タリンの南,Saku サクの東にある Luige ルイケ (参考: luik 白鳥) で開かれている農業見本市 laad で木曜日 (9/8),見本市の目玉イベント,第22回乳牛品評会が開かれた。全国から100頭近い乳牛がエントリーした。
記事: Galerii: Luige laat algas Eesti ilusaima lehma valimisega (Postimees 2011/09/08)
記事: Luigel valiti ilusaim lehm (Reporter.ee 2011/09/08) [動画]
審判員は,オランダから招待された国際資格をもつ Jos Knoef さんで,乳牛の外見,動き,体格,体力などを総合的に評価して,タルトから参加した Lindi Red という名前で呼ばれるホルスタイン種の乳牛を今年の美牛に選定した。エストニアで飼育されている乳牛の77%がホルスタイン種。
ルイケの秋の農業見本市 Luige sügislaat 2011 では,花形の乳牛以外にも,あらゆる家畜が紹介される。乳牛品評会で始まった見本市は,日曜日(9/11)が最終日だそうである。
ここで「牛っ娘」と訳したエストニア語の vissi は,家畜としての雌牛 lehm の愛称である。家畜の牛を雄をふくめて呼ぶとき veis と言うので,その指小形 diminutive と考えられる。
「牛っ子」「牛っ娘」でネット検索してみると,「丑年の娘」とか「身体の一部が牛のような娘の化物」のような意味で用いるのが日本語としては一般的のようだ。珍しい例外として,佐賀県立牛津高校という家政科系の高校の女子生徒が「牛っ娘」を自称の愛称としているらしい。
見本市 laat
最も美しい ilusaim, kauneim
雌牛 lehm
ホルスタイン種の Holsteini tõugu
乳牛 piimalehm
牛っ娘コンテスト vissikonkurss
雌牛の愛称 vissi
コンテスト konkurss
評価する hindama
国際資格をもつ rahvusvahelise tunnustusega
ミス牛っ娘に選ばれた Lindi Red と飼育員 Tiina Rodim さん。間違いの
なきよう念のため付け加えるが,今回ミスに選ばれたのは牛のほうである。
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