ペットの火葬場 - lemmikloomade krematoorium
タリンの東隣の町 Maardu マールト市にエストニアで最初のペットの火葬場 Cremo Center が開業した。バルト三国で最初のペットの火葬場だそうである。
記事: TV3: noor naine avas Maardus lemmikloomade krematooriumi (Postimees 2011/09/23)
木曜日(9/22),最初の火葬が行われた。火葬されたのは,ジャーマン・シェパード犬の Boris で,写真のような火葬証明書の第1号が発行された。
火葬場の信条は「この動物たちは私たちと一緒に人間のように暮らしました。だから人間のように葬ってあげましょう」。火葬代は動物の体重によって異なるが,猫の場合だと150ユーロが平均の費用だという。ペットのお骨は,火葬場のロゴマークの刻印された骨壷にいれて飼い主に返される。
日本ではふつう「お骨,遺骨」というが,エストニア語では tuhk 灰,つまり遺灰である。日本語であまり遺灰と言わないのは「位牌」と紛らわしいからかも知れない。日本語の感覚では遺体は骨にするもので,灰にするものではないと思われるが,エストニア語では灰を意味する tuhk から作られた動詞 tuhastama を使う。エストニア語的には,遺体は灰になる。ただし,日本語でも,空から撒く場合だけは,遺灰でないとおかしい気がする。
骨壷と訳した urn は,壺や瓶のような容器一般の名前で,選挙の投票箱の意味もある。
関連ページ: 火葬する - tuhastama (2010/11/23)
関連ページ: 火葬と土葬 - urni- ja kirstumatus (2011/01/16)
愛玩動物 lemmikloom
動物 loom
火葬場 krematoorium
灰にする tuhastama
牧羊犬 hundikoer; lambakoer
オオカミ hunt
犬 koer
ヒツジ lammas
埋葬する matma
不幸 õnnetus
死ぬ surema
家族の一員 pereliige
体験 kogemus
依存する olenema
重量,体重 kaal
灰 tuhk
飼い主,所有者 omanik
壺,瓶 urn
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