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タリン旧市街の今昔 - Viru tänav enne ja täna

 タリンの街は,旧市街の下町に接している東側の方が再開発が進み,大きなホテルが集まっているから,Viru hotell ヴィル・ホテルと Viru keskus ヴィル・ショッピングセンターのある方向から,Viru värav ヴィル門を入り,市庁舎の裏手に通じる Viru tänav ヴィル通りが,事実上,観光客にとっての旧市街への入り口になっている。

 おそらくエストニアが独立した90年前ころのヴィル通りの様子を描いた絵葉書をもとにしたと考えられる絵葉書が売られていたので,その絵葉書の絵とほぼ同じアングルから撮った写真を比べてみた。

 参考までに,タリンの旧市街の表玄関は,歴史的には,港に一番近い門,すなわち,有名な Paks Margareeta 太っちょのマルガレータ とよばれる砲台塔のすぐ近くの Suur rannavärav とよばれる門である。実際,ここから Pikk tänav 長通り と呼ばれる通りを道なりに進むと,Toompea トーンペア丘へ登っていく Pikk jalg 長い足 と呼ばれる石畳の坂道の麓に着く。有名な Raekoda 旧市庁舎 の前の広場にも正面の方から入ることができる。

 かつてはメインな門ではなかったヴィル門を通るヴィル通りが,今では旧市街の通りとしてはもっとも栄えて,タリンとしてはお洒落な商業通りになっている。この通りは名前が何度も変わって,最終的に今の名前「ヴィル通り」に落ち着いたらしい。

100年(?)くらい前のヴィル通り
Viru tänav vanal postkaardil

2011年8月のヴィル通り
Viru tänav aug. 2011


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コメント

写真と絵を見比べる限りでは、ほとんど変化は無いようですね。現在自分が見ている風景を100年ほど前の人たちも見ていたと思うと、感動がこみあげてきます。
たった100年と思われる方もいらっしゃると思いますが、それこそたった十数年生きてきただけの自分にはとても長く感じます。
約100年間で様々な変化を経験したエストニアの中でずっと変わらずにいたこの通り、今後も変わることなくあってほしいと願います。2111年にまさに同じ場所で写真を撮り、先生が掲載なさった絵、写真と並べてみることができたら、とても面白いだろうなと思います。

投稿: D1994 | 2011/08/26 20:04

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