観光ガイドの資格 - atesteerima
エストニアのタリンでは,今年(2011)から観光ガイドに資格認定制度を導入する。
記事: Huvi giiditöö vastu püsib Tallinnas suur (Postimees 2011/03/29)
ガイド資格制度1年目の今年は,資格試験の応募者35人のうちの22人がロシア語のガイドを目指しているという。試験の結果は4月末に公表される。
ガイドの資格試験を行うのは,タリン市企業局 Tallinna ettevõtlusamet で,将来的にはタリン市の観光ガイドはすべて市公認のガイド資格登録者にしたい考えのようだ。
ロシア語観光ガイド資格を目指す応募者が多いのは,ロシアからの観光客の増加を反映している。
関連ページ: 財布のひも - rahakotirauad (2010/06/03)
関連ページ: ロシア人とタリン - moskvalased aastavahetusel Tallinnas (2011/01/01)
関心 huvi
ガイド業 giiditöö
ガイド giid
首都 pealinn
資格を認定する atesteerima
企業局 ettevõtlusamet
集まる laekuma
登録申請 registreerimisavaldus
周遊,見学 ekskursioon
実行する läbi viima
ロシア語で vene keeles
明らかになる selguma
動機付けする motiveerima
資格,専門知識 kompetentsus
証明する tõendama
長期的目的 kaugem siht
向上させる tõstma
保証する tagama
最盛期 tipphooaeg
夏に suvel
サービス teenus
ロシア Venemaa
大勢 hulk
増加する kasvama
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コメント
エストニアにも、日本語のできるガイドの方がいると良いのですが、まだまだそうはいかないようですね。
日本では、報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする業を営もうとする者は、通訳案内士試験に合格しなければならないようです。
いくつかの教科にわたる試験のなかで、外国語の試験は、英検1級所持者は免除とのことなので、時間があれば、受験してみようと思います。受験勉強の延長程度の知識で合格するのかは疑問ですが。
投稿: D1994 | 2011/04/01 02:44
日本語が出来る人はタリンに大勢いるし,日本人でエストニア語に堪能jな人たちもいますよ。それで食べていける程の仕事があるかどうかは知りませんが。日本の場合,旅行会社に就職するには,通訳案内士の資格は絶対に有利でしょうね。
ただ,日本の通訳案内士は,国家試験なので性格がずいぶんと違うんじゃないのかな。以前は免許制だったのが,登録制に変わったそうですが,国がどうこういうことではないと私は思います。米軍占領下の時代の名残かも。観光客を特定の店などに連れて行って,買い物をさせてリベートをもらったりする「悪質ガイド」を取り締まるという大義名分があったのかもしれないけれど,現在は,独立行政法人国際観光振興機構という天下り先を維持する目的にたぶん変わってる。通訳案内士法の大部分の条文は,「仕分け」の対象にしたほうがいいかもしれないと私は思う。
資格試験の外国語科目は,需要が多いものだけに限られているようだし,専門知識といっても,医学や法律の知識と違うから,Wikipedia のように,通訳案内士試験を医師国家試験と同列に扱うのは問題がある。当然,大検(高等学校卒業程度認定試験) とも,社会的位置付けがぜんぜん違う。また,通訳案内士の資格というのは,教員の資格のように,国民全体の権利や・義務に関わる教育制度の中に位置付けられたものとも性格がまったく違う。
基礎知識がどうのこうのというのは大義名分で,要は,営業許可に関わる資格。通訳案内士の資格がないと外国人の案内をしてはいけない,みたいに受け止める人がいるみたいだけれど,それは本末転倒の極み。知り合いの外国人夫婦が日本に来たので,大学生の息子が英語の知識を活かしてあちこち案内し,お礼にお金をもらったら法律違反になるのか,とか,そのとき,知り合いがやっているレストランに連れて行って一緒に食事をし,自分の食事代はちゃらにしてもらったら法律違反か,なんて本気で心配する人がもしいたら,バカげてるけど,それに近い発想を耳にしたことがある。この発想で行くと,大学生の家庭教師アルバイトや,大学院生の予備校講師のアルバイトも「無資格営業」の疑いがあるから,間違いなく取締の対象になる (笑)
投稿: ブログの主 | 2011/04/01 09:34