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放射性ヨウ素を検出 - radioaktiivne jood

 福島原発から放出されたと考えられる放射性物質がヨーロッパでも検出されたというニュースがエストニアでも報道された。

 記事: Fukushima tuumajaama radioaktiivne saaste on jõudnud Euroopasse (Postimees 2011/03/24)

 放射性ヨウ素 I-131 が検出されたのは,アイスランド,フィンランド,フランスなどらしい。検出されたと言っても,非常に微量で,実験室のような環境でなければ検出は難しいレベルということである。

 放射性のヨウ素131は,ウランの原子核が分裂するときに生成される放射性物質で,半減期は8.06日だそうである。つまり,放射線の強さは8日で4分の1に弱まり,1ヶ月で16分の1になる。ヨーロッパで見つかったヨウ素131が,原発からのものだと考えられるのは,自然には存在しない物質であるためらしい。もちろん,福島原発から飛んでいったものだとは100%断言できないわけだが,状況証拠的に言って間違いなかろう。

 エストニア人の読者のコメントを見ると,必要以上に騒いでいるようだ。今から考えれば,1986年のチェルノブイリ事故のときには,もっと早く,もっとたくさんの放射性物質がヨーロッパに飛来していたはずなのに,ほとんどのエストニア人は何も知らされなかったから,文字通り,知らぬが仏の状態だった。今度は,必要以上に情報があって,かえって不安が募っている。人間の心理というのはわからない。

 関連ページ: 放射能と被曝 - kiirgus ja kiiritus (2011/03/17)

放射性ヨウ素 radioaktiivne jood
放射性の   radioaktiivne
放射能    radioaktiivsus
到着する   jõudma
粒子      osake
核実験    aatompommi katsetus
禁止      keeld
監視拠点   seirejaam
監視する   seirama, jälgima
確認する   kindlaks tegema
危険な    ohtlik
専門家    asjatundja
拡散する   levima
汚染     saaste

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コメント

ついに、ヨーロッパにまで不安広がってしまったようで残念です。私にも数人、エストニアに住む友人がおりますが、それぞれが少なからず心配している様子です。
私にできることは、「心配することではない」と少しでも多くの人に伝えることしかありません。微力ですが、行動しようと思います。

投稿: | 2011/03/24 20:08

エストニア人には,チェルノブイリ原発事故の方がはるかに危険だったのに,あなたたちは平気だったんだから,何を慌てているのですか,と言っておきましょう。放射能のことを知らない人たちはただ怯えているだけです。そのうち忘れます。また,怖い原子力発電所は,エストニアのすぐ近くにもあって,そっちの方がエストニア人にとってはるかに危険だということを教えてあげる必要があるのだけれど,分かってもらえないかもしれませんね。でもわかってもわからなくても彼らは今回はなんともないので,ほっておきましょう。

それに比べると日本は本当に深刻な事態です。自分たちの心配をしましょう。ただし,パニックになったら,その人は恐怖のためだけで参ってしまって,かえって生き延びることができなくなると思います。まだまだ,様子を見守っているのが賢明です。

投稿: ブログの主 | 2011/03/25 14:01

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