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ライモンズ・パウルス - Läti helilooja Raimonds Pauls

 エストニアの話題ではなくて,ラトビアの話題である。加藤登紀子が歌った「百万本のバラ」の原曲の作曲者,ラトビア人の Raimonds Pauls ライモンズ・パウルス (1936/01/12 生まれ) の75歳の誕生日が,ラトビアのリガで盛大に祝われたと,エストニアのマスコミが報道している。

 記事: Riias tähistatakse Raimonds Paulsi 75. sünnipäeva (Postimees 2011/01/17)
 記事: Riias tähistatakse Raimonds Paulsi 75. sünnipäeva (ERR 2011/01/16) [映像あり]

 ライモンズ・パウルスは,ソビエト時代,数多くのヒット曲を作曲し,ソ連邦では超有名な作曲家だった。アーラ・プガチョワ Алла Борисовна Пугачёва の歌の作曲でよく知られる (実は私は,「百万本のバラ」【*注】以外はほとんど何も知らない)。パウルスについては,ロシア語の Wikipedia がいちばん詳しく書いている。日本語の Wikipedia には項目がない。

 ソ連邦末期から崩壊直後の時代のバルト三国では,共産党が力を失い,代わりに文化人たちが政治の中枢を握った。パウルスも文化大臣 (1988~1993),大統領顧問 (1993~),国会議員 (1998~) などを務めている。ただし,昨年 (2010) には,政界引退を宣言したという。1995年,スウェーデン国王から文化勲章を授与されたほか,2009年,ロシアのメドベージェフ大統領大統領からも文化勲章を授与されている。また,メドベージェフ大統領は,ラトビア大統領とともに,パウルス氏に誕生日のお祝いの祝辞を述べたそうである。

 関連ページ: 百万本のバラ - roos (2010/02/12)

【*注】 プガチョワがロシア語で歌っている「百万本のバラ」の収録されたCDアルバムを,何年も前にモスクワに行ったときに買ってきた。この歌だけ iPod にいれていて,年に1度くらいは今でも聞くことがあるが,ロシア語の歌詞は,ラトビア語の原詩とはまったく違うもののようだ。曲も最初から彼女のために作曲されたものではない。つまり,プガチョワは,まったく別の詩をこのメロディーにのせて歌って,たいへんなヒットになったということになる。ラトビア語の原曲を歌ったラトビア人女性歌手は今どうしているのだろう。

タリンで (2007年)
Raimonds Pauls 2007. aastal Tallinnas.

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