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国際学力調査 - PISA küsitlus

 OECD (経済協力開発機構) が2009年に行った国際学力調査,いわゆる PISA の結果が12月7日発表された。65の国・地域の15歳の男女計約47万人の生徒を対象にした調査である。エストニアでは都市・農村,エストニア語系・ロシア語系から偏りがないように配慮して選ばれた175の学校の4727人の生徒が調査に参加した。今回の調査の重点の読解力 funktsionaalne lugemine で,エストニアの成績は13位,ヨーロッパの中では5位だった。

 記事: Tire: eliitkoolid ei tee riiki paremaks (ERR 2010/12/07)
 記事: PISA-koordinaator: eestlaste lugemishuvi on hääbumas (Postimees 2010/12/08)

 エストニアでの PISA 調査実施の責任者 Gunda Tire さんによると,エストニアの子どもたちの読解力は良好だが,読書をしなくなる傾向が出始めていることに問題があるという。全国至る所に図書館があり,読書が好きな人が多かったエストニアの伝統が失われつつあるというのだ。参考までに,PISA 調査の結果を報じた読売新聞のオンライン版記事によると「小説,新聞をよく読む生徒の方が,読まない生徒より読解力の平均得点が25点以上高い」という結果が出ているらしい。

 参考までに,日本の生徒たちの読解力は8位,いつも成績がいいフィンランドの生徒たちの読解力は,ヨーロッパではトップ,世界では3位だった。

 この調査でトップを占めるいくつかの国や地域の場合,オリンピック競技か何かと勘違いして,周到な試験対策を練った結果の成績のようにも思えるので,順位の上り下りに一喜一憂しすぎるのは考えものだろう。たとえば,全国の学校からできるかぎり偏りなく学校を選んで,いわば真面目に調査に参加したエストニアの場合は生徒たちの平均的な読書力がわかると言っていいだろうが,もっとも教育水準が高いと思われる上海などの大都市の生徒の成績が,中国の生徒たちの読書力の実態を反映しているとは考えられないので,単純に比較しても,エストニアと中国の学校教育の成果の比較にはならない。

読む,読書する lugema
読書への関心  lugemishuvi
読書力,読解力 lugemisoskus
消えてなくなる  hääbuma
調査        küsitlus,uuring
PISA調査    PISA küsitlus, PISA uuring
本,書籍     raamat
図書館      raamatukogu

2009 年のPISA調査でのエストニアの成績 (読解力)
Pisa2009_01

エストニアの学校の教室風景
Pisa2009_03

教室風景
Pisa2009_04

エストニアの図書館のロシア語文学の書棚
Raamaturiiul..

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