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クリスマスイブが誕生日 - jõululaupäev

 エストニアのタリンでは,今年のクリスマスイブ jõululaupäevに 12 人の子どもが産科病院で産声をあげた。女児8人,男児4人だったそうである。

 記事: Jõululaupäeval sündis Tallinnas 12 last (Postimees 2010/12/25)

 クリスマスイブに生まれるのは,羨ましいようにも思えるが,良く考えてみると,長い人生では,どちらかといえば損な運命かもしれない。まず,世間はクリスマスのお祝いに忙しいだろうから,この日に祝ってくれるのは本当に身近な家族に限られる。遠慮して,知人への連絡もクリスマスが終わってからにする夫婦も多いかもしれない。看護師さんたちは絶対否定するだろうが,クリスマスイブの勤務は静かなほうがいいと内心は思っているかもしれない。静かなら,通常の仕事の合間にイブを祝うことができるが,お産が複数あったら,クリスマスイブどころではないだろう。この日に生まれた子どもは,誕生日とクリスマスがいつも一緖だから,1年の間に経験できるお祝いやプレゼントが,ほかの子どもたちより1回ずつ少ない。つまり,70年生きるとして,一生の間にうけとれるはずのプレゼントを70回も逃してしまうことを誕生の瞬間に宣告される。

 参考までに,昨年のクリスマスイブに誕生した子どもは11人,2008年は21人,2007年は17人だったそうである。

 エストニア語の laupäev は,ふつうは「土曜日」の意味だが,伝統的な祝日の前日の意味でも使われる。クリスマスイブ jõululaupäev, 夏至の祭りの前日 jaanilaupäev が最もよく知られたイブである。クリスマスも夏至の祭りも,前夜にお祝いが行われる。これは,かつて日の入りで一日がおわると考えられていた頃の名残だそうである。つまり,今言うイブの夜は実はすでに翌日,つまりクリスマスや夏至祭の日の始まりだったのだという。日本の宵祭り (宵宮) も同じ起源ではないだろうか。

クリスマスイブ  jõululaupäev
誕生日      sünnipäev
生まれる     sündima, ilmavalgust nägema
産婦人科病院  naistekliinik
迎える      vastu võtma
子ども      laps
少女,女児   tüdruk
少年,男児   poiss
産院       sünnitusmaja
昨年       mullu
一昨年     tunamullu

Jõululaupäeval sündis Tallinnas 12 last

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