2年間の執行猶予 - kaheaastane katseajaeg

　5月に起こったエストニアのイルベス大統領の長女ユーリア・クリスティーヌさん Juulia Kristiine Ilves から数百万クローンを脅し取ろうとした恐喝未遂事件の犯人の17歳の少女 (名前は Kätlin とされる) に対する判決が，パルヌ地方裁判所 Pärnu maakohus で下された。懲役2年8カ月，執行猶予2年の有罪である。検察の求刑は4年だった。エストニア語では，日本で言う懲役と禁固がことばの上で区別されないので，正確にはどちらかわからない。このほか，裁判費用など 13,095 クローン (95,000円) の支払いが命じられた。被告人は7日以内に控訴することができる。

　なお，被告人はサーレマーの Kuressaare クレサーレ在住で，裁判はパルヌ地方裁判所サーレマー支部 Saare kohtumaja で行われたようである。

　記事：　Kohus mõistis presidendi tütrelt väljapressija tingimisi vangi (Postimees 2010/11/17)
　関連ページ：　強請る - välja pressima (2010/05/22)

裁判所　　　　　　kohus
有罪判決を下す　süüdi mõistma
大統領の娘　　　presidendi tütar
恐喝する　　　　välja pressima
条件付きで　　　tingimisi
地方裁判所　　　maakohus
刑，罰　　　　　　karistus
懲役，禁固　　　vangistus
最高検察官　　riigiprokurör
最高検察庁　　riigiprokuratuur
執行猶予期間　katseajaeg
保護観察　　　　järelevalve
控訴通知　　　　apellatsioonteade
判決，決定　　　otsus
正当な　　　　　õiglane
被告人　　　　　süüdistatav
捜査　　　　　　menetlus
ふざけて何かをする　nalja tegema
メールアドレス　meiliaadress
Facebook のアカウント　Facebooki konto
銀行口座　　　pangaarve