海に沈む - uppuma
タリンからストックホルムに向かっていたエストニアのフェリー 「エストニア号」 Estonia が,1994年9月28日の深夜にフィンランドの沖で沈没してから早くも16年が過ぎた。船には,乗務員を合わせて989人が乗っており,そのうちの137人が救助されたが,残りの852人が死亡,遺体が見つかったのはそのうちの95人という。事故が起こったのはフィンランドの海域だが,沈没の原因は完全には解明されないままである。
エストニア赤十字社 Eesti Punane Rist は,フィンランドとスウェーデンの赤十字社,スウェーデンの児童保護連合 Rootsi Laste Liit の協力のもとに,エストニア国内に住む,エストニア海難事故で親を失った子供たちの学業支援を1995年から行っている。その奨学金の受給者は数年前までは140~150人いたが,昨年は29人,今年は23人に減った。海難の年に生まれた子供たちがもすでに16歳になり,高校生である。奨学金は,当初は大学生にも給付されていたが,2003年以降は,高校または専門学校の在学期間までとなっている。
記事: Sel õppeaastal saab õppetoetust 23 Estonia katastroofi orbu (Postimees 2010/10/31)
フェリー parvlaev
沈む uppuma
事故 õnnetus
命を失う hukkuma
遺体 surnukeha
学業支援 õppetoetus
基礎教育 põhiharidus (小学校+中学校)
中等教育 keskharidus
職業教育 kutseharidus
高等教育 kõrgharidus
基礎学校 põhikool (小学校+中学校)
中等学校 keskkool (高等学校)
職業学校 kutsekool
大学 kõrgkool
孤児 orb, vaeslaps
赤十字社 Punase Rist
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