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裁判 - kohtuprotsess

 1949年3月25日にエストニアで行われた強勢連行の指揮を執った責任者たちのうちの生存者は80歳を超えており,健康を理由に裁判所への出廷を拒否したり,カメラの前で泣いて赦しを請う者もいる。サーレマーのクレサーレ Kuressaare にあるパルヌ地方裁判所サーレマー支部で22日に行われるはずだった Stepan Nikejev 氏 (86歳) の裁判の審理が,被告人の健康を理由に3月末に延期された。来年1月には,同じ日に Muhumaa で強勢連行の指揮を執った Rudolf Sisask 氏 (84歳) の罪状に関する審理が行われる予定になっている。

 記事: Väidetava küüditaja protsess lükkus kevadele (Postimees 2010/11/21)
 記事: Eakas küüditaja palub pisarsilmi vabandust (Postimees 2010/03/04)
 記事: Tšekisti siiras kahetsus (Postimees 2010/03/06)

 ソフィ・オクサネンの小説「粛清」では,主人公 Aliide が,夫から見せられた連行予定者の名簿に姉の Ingel とその娘の Linda の名前を見つけるが,姉たちには何も告げず,数年後に釈放されたときにも,夫に頼んで,彼女たちのエストニアへの帰国の許可が下りないように画策する設定になっている。ただし,連行当日の晩,人々がどのようにして連れ去られたかについては描写がない。強勢連行に当たっては,ノルマの指示が中央からあり,それを達成するために女性や子どもが名簿に加えられたと聞く。人々は人間としての待遇を受けられず,家畜用の貨車に乗せられた。貨車の中で出産した妊婦がいたと伝えられている。

 エストニアで行われた強勢連行の詳細については,エストニア外務省のサイトにある英語の広報資料「ソビエト連邦によってエストニアで行われた1940年代の強制連行」 (Soviet deportations from Estonia in 1940s) を参照されたい。

 関連記事: Enn Tarto: andestuse palumine on hea märk (Postimees 2010/03/04)
 関連ページ: 強制連行 - küüditamine (2010/06/15)
 関連ページ: 追悼式 - mälestustseremoonia (2010/06/16)
 関連ページ: 収容所音声資料館 - Euroopa Gulagi heliarhiiv (2010/10/31)

強勢連行    küüditamine
連行を行った人 küüditaja
延期する    lükkama
パルヌ地方裁判所 Pärnu maakohus
審理       kohtuprotsess
有罪として訴える süüdistama
弁護人      kaitsja
証明書,診断書 tõend
健康       tervis
国家保安省   riiklik julgeolekuministeerium
罪を悔いる   kahetsema

裁きを受ける人たち:左から Stepan Nikejev, August Kolk, Pjotr Kislõi (Kuressaare 2002)
Kuressaares algas 19. novembril 2002 kohtuprotsess kaheksa endise ENSV riikliku julgeoleku ja siseministeeriumi ametniku üle, keda kaitsepolitsei süüdistab ligi 400 saarlase Siberisse küüditamises 1949. aastal. Pildil (vasakult) Stepan Nikejev, August Kolk, Pjotr Kislõi.

Enn Tarto: 15年間 (1956-60, 1962-67, 1983-88) 政治犯として服役したエストニア人。
現場指揮者たちは下っ端に過ぎない,当時エストニア共産党の幹部だった人たちの
謝罪がいまだ行われていないのは正義を欠くと指摘する。
Enn Tarto

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