ホームページ - koduleht
英語の homepage 「ホームページ」をそのままエストニア語に直訳した kodulehekülg ─ kodu 「家,うち」+ lehekülg 「ページ」 ─ という言い方もあるが,「葉っぱ」「1枚の紙」という意味の leht を使った koduleht のほうが好まれるようだ。短いためだろう。Google で検索 (2010/11/02) すると, koduleht は約 240万件, kodulehekülg は約80万件ヒットする。
中国の国際ラジオ局 China Radio International (CRI) がエストニア向けのホームページを開設している。1年くらい前からあるようだが,今年の初めころ知ってアクセスしてみた頃と比べるとずいぶんと内容が充実してきている。レイアウトのセンスもなかなかいいし,ブログ風になっていて,コメントも書き込める。
記事ページ: China Radio International avas eestikeelse veebiportaali (Elu24 2010/02/08)
CRI エストニア語ページ: Kõik Hiinast (中国のすべて)
Õpime hiina keelt (中国語を学ぼう) というリンクがあるので覗いてみると,拼音(ピンイン)で書かれた中国語のことわざや格言がいくつかエストニア語に訳されていて,格言の文をクリックすると,ブログページにリンクされて,解説がある。たとえば
中国語を学ぼう: Băi wén bù rú yī jiàn – Oma silm on kuningas (百聞不如一見)
参考までに,「百聞は一見にしかず」にあたるエストニア語 Oma silm on kuningas. は「自分の目は王である」の意味だ。また,Hiina kultuur (中国の文化) というページをみると,たとえば,満州族のことを書いたリンクも見つかる。
中国の文化: Hiina vähemusrahvus – Mandžud (中国の少数民族 - 満州族)
このほか,中国料理 Hiina toit のページや,月ごとの十二支による運勢 Hiina horoskoop (中国占い) などもある。プロパガンダ色は意外と少ないという印象を受けた。
こういったページを読んだエストニア人がにわかに中国通になるとは思わないけれども,長期的に見ると宣伝効果は抜群だろう。
【改訂履歴】 2010/02/08 に書いたページを,内容が古くなったので改訂。(2010/11/02); リンクを修正 (2010/12/01)
Õpime hiina keelt 中国語を学ぼう
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