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車上荒らし - autosse sissemurdmine

 フィンランドで,2008年から2009年にかけて,140件の車上荒らしを働いたエストニア人 Eesti elanik の男2人がフィンランド警察に逮捕された。2人の活動範囲は,ヘルシンキとその近郊,および,ラハティ Lahti, ミッケリ Mikkeli, ヴァルカウス Varkaus (*), クオピオ Kuopio の各都市で,ラップトップ・パソコン,カーナビ,携帯電話機ばかりを狙って盗んでいたらしい。

 「泥棒に入る」の意味の動詞表現として話題にした sisse murdma は,当然ながら車上荒らしの場合にも使われる動詞だ。日本でもカーナビはよく盗まれるらしいが,これはわかる気がする。しかし,学校の先生がテスト用紙を盗まれたりするのは,よくわからない。テスト用紙が狙われたのではなくて,車の中から盗まれたカバンにテスト用紙がたまたま入っていたということだろう。

 記事: Kaks Eesti elanikku murdsid Soomes sisse 140 autosse

 これは,車上荒らしと呼ばないだろうが,エストニアではパルヌ Pärnu とその近郊で,BMW やベンツなどのドイツ車ばかり狙ってサイドミラーを盗む泥棒が横行していて,これまでに約30件の被害届が警察に出されているという。BMW のサイドミラーは 7000~8000クローン (50000~58000円) で売れるらしい。盗品のサイドミラーがラトビアで高く売られているという話もある。また,ラトビアでサイドミラーの需要が高いのは,サイドミラーの盗難が多いためだという説がある。サイドミラー泥棒たちは,自分たちで需要供給をうまく作りだして,懐を潤わせていることになるというわけだ。

 そういえば,ソビエト時代には,車のワイパーがよく盗まれたらしい。路上駐車するとき,運転手が必ずワイパーを外して,車内にしまい込んでいたのを思い出す。当時はワイパーそのものが部品としてなかなか手に入らなかったためらしい。結果的に見ると,車の数に比べて絶対数の足りないワイパーを社会的に共有し,皆で使い回ししていたことになる (笑)

 記事: Peeglipiraadid piidlevad Pärnu luksusautosid (2010/10/22)

車上荒らしする autosse sisse murdma
犯罪      kuritegu
電気製品   elektroonika
ラップトップ  sülearvuti
カーナビ    navigaator
携帯電話   mobiiltelefon
泥棒(人)    varas
盗む      varastama, röövima
窃盗      vargus, varastamine
近隣,近郊  ümbrus
鏡       peegel
高級乗用車 luksusauto
サイドミラー  küljepeegel
車のモデル  automudel
乗用車    sõiduauto, sõiduk
専門技能   kutseoskus
転売する   edasi müüma
コラム記事  veerg
需要     nõudlus
供給     pakkumine

(*) フィンランドの地名 Varkaus は「窃盗」を意味するフィンランド語 varkaus と同音異義語である。普通名詞の varkaus は「泥棒(人)」を意味するフィンランド語 varas (属格 varkaan) から作られた派生語である。

Varaste lemmikud on uued BMWd ja Mercedes-Benzid, mille peeglid maksavad vaat et rohkemgi kui mõne mehe sõiduriist.

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