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熊 - karu

 エストニアの山 (森林) に住む熊 karuは推定で700頭,1980年代以降,次第に増えている。それとともに,熊の生息地域も次第に西の方に広がってきて,最近では Läänemaa ラーネ県や Pärnumaa パルヌ県にも住むようになっている。

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栗 - kastan

 エストニア語の kastan は,フィンランド語で kastanja, 英語で chestnut, フランス語で châtaignier (marronnier), ドイツ語で Kastanie, スペイン語で castaña, ロシア語で каштан, 日本語ではである。日本語の栗と同じく,kastan はまた栗の実もさす。

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ワクチンの廃棄処分 - hävitama

 結果的にはよかったことだが,いつのまにか新型インフルエンザ (豚インフルエンザ) の話題が出なくなった。好意的に理解すれば,WHOの警告が適切であり,かつ世界各国の対応が適切であったということになってしまうのかもしれないが,欧州委員会は,WHOは豚インフルエンザの危険性を誇張し,各国に無駄なワクチンを買わせて,製薬会社が莫大な利益を上げるのに加担した,という見解を明らかにしているようだ。WHOは,製薬会社の働きかけに影響を受けたことはないと,製薬会社とのつながりを否定しているそうである。

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店頭から姿を消す - müügilt kaduma

 2週間前,エストニアの店頭からもソバ tatarが消えつつあるという話題を取り上げたが,先週末には,実際に店頭から消えた町もあるらしい。週末に Jõgeva ヨケヴァの実家を訪ねたタリン市民が,街のスーパーでソバを見かけ,万一に備えて1キロ24クローンで買い,その話を聞いた知人が2時間後にその店に出かけたところ,もう売り切れていたという。そのチェーン店の話では,先週の中頃から全国の店舗でソバが売り切れになっているという。

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エストニアのファッション - mood

 秋はファッション・ショー moeshowの季節である。われらがエストニアのタリンでも先週の土曜日 (9/25),ファッション・ショー が華やかに開かれた。そのテーマは «Moedisain teie teenistuses» (あなたに奉仕するファッション・デザイン)。

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カボチャ - kõrvits

 エストニアの代表的な農産物はジャガイモ kartul だが,最近はカボチャ kõrvits の生産量も増えているそうである。バルト3国やスカンジナビア諸国の中で,エストニアは今年,カボチャの生産量でトップになり,Põltsamaa Felix という会社だけで年間1500トンのカボチャを加工し,加工製品をフィンランドやスウェーデンに輸出しているという。

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エストニアのアニメファン - animefännid Eestis

 この週末の2日間(9/25-26),タルトで Animematsuri (アニメ祭り) というイベントがあった。200人のアニメファン animefänn, 由緒正しいエストニア語で Jaapani multifilmide austaja (日本のアニメーション映画の愛好者) が集まった。イベントの主催者は Tartu animeklubi Asashio (タルト・アニメ倶楽部・あさしお) で,その代表は25歳の女性 Kaia Jallai カイア・ヤライさん。実行委員には,日本の仏教と神道に興味があるというタルト大学の男子学生 Ott Maidre 君 (22歳) もいる。

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抱きつく - kallistama

 エストニアの首都タリンのタンムサーレ公園 Tammsaare park は,東京の代々木公園のように,いろいろな催しが行われる場所だという紹介をしたが,先日行われた「ホームレスたちの夜」に続いて,金曜日 (9/24) の晩に Noorteöö (若者たちの夜) という夜のイベントが開催された。

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家庭内暴力 - koduvägivald

 EUの内閣にあたる欧州委員会 European Commission が行っている世論調査の報告を Eurobarometer と呼んでいる。今月(2010/09),「女性に対する家庭内暴力」 (EB73.2: Domestic Violence against Women)という報告書が出た。今年の2月~3月に行われた調査のようである。各国に関する調査結果のダイジェスト版がそれぞれの国の公用語で出されていて,エストニアに関する報告のダイジェスト版は Naiste vastu suunatud koduvägivald というタイトルで,1000人のエストニア人に面接調査した結果をまとめたものとある。

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エストニアの生け花 - ikebana

 生け花は,エストニア語では lilleseadmiskunst, lilleseade などと呼ばれる。どちらも英語の flower arrangement にあたることばである。昨年出たエストニア語大辞典に ikebana が見出し語で載っていることからもわかるように,ikebana という語のほうがエストニア語として定着しているといえないこともない。

 今年の夏前にエストニア語の生け花の本が出た。本のタイトルを日本語に訳すと「いけばな - 生きている花たち」である。

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赤い秋 - pihlakas

 黄色が主役のエストニアの秋ですが,鮮やかな赤がまだまだあります。

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エストニアのロマ人 - roma / mustlane

 エストニア語で mustlane と呼ばれてきた人々で,日本では「ジプシー」という呼称が一般的である。EUでの公式の呼び方に合わせて,最近はエストニア語でも「人,男」を意味する自称に基づいた roma (ロマ人)が使われる。

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クリスマスの市 - jõuluturg

 いささか気が早いが,クリスマスの話題である。

 イギリスの The Times 紙が昨年(2009)11月,「今年のヨーロッパのクリスマス市ベスト20」の記事の中で冒頭に名前を挙げたのが,エストニアのタリンの市庁舎広場 Raekoja plats のクリスマス市である。ソビエト時代にはクリスマスそのものが公式にはなかったから,エストニアではクリスマスの市などというものはありえなかった。タリンの市庁舎広場で現在のようなクリスマス市がソビエト体制崩壊後に最初に開かれたのは,2001年になってからのことらしい。The Times 紙によると,世界で最初のクリスマスツリーが立てられたのが,タリンのこの市庁舎広場で,1441年のことだという。

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駐日エストニア大使 - Eesti suursaadik Jaapanis

 エストニア大使館は,東京・渋谷区の神宮前3丁目の交差点の近くにある。今月初め,大使館の主が Peeter Miller ペーテル・ミレル氏 (名刺は英語風に「ピーター・ミラー」) から Toivo Tasa トイヴォ・タサ氏に替わった。

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新語をつくろう - sõnaus

 日本の国立国語研究所が「外来語」言い換え提案をしている。カタカナ語を,よりわかりやすい(と思われる)漢字熟語や和語に置き換える提案である。「アウトソーシング」(外部委託)「アカウンタビリティー」(説明責任)などを含むカタカナ語176語の言い換え提案がなされていて,同研究所のサイトから PDF冊子 (200ページ!)としてダウンロードできるほか,書籍版も出ている。

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パンの値上げ - hinnatõus

 金曜日 (9/17) に,エストニアのパン製造業の最大手,レイプル AS Leibur が,10月から,自社製品のパンを15~25%値上げすると発表した。たとえば,現在店頭で1パッケージ 9.50~9.90 クローンするライ麦パン Leiburi Rukkipala が,10月からは10.50~10.80 クローンに値上がりするという。エストニアではすでに8月,パン業界がパンの値上げが避けられないと発表して,価格協定の疑いがあるとする声が上がるなど論議を呼んでいたが,この値上げ幅は8月の予告より大きい。値上げの理由は,ライ麦粉小麦粉の値上がりのためとされる。

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紅葉する (2) - punane

 カエデがきれいに紅葉した写真がありました。見事な赤です。

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大規模ファーストフード店開店 - kiirtoidurestoran

 西エストニアの中心都市,パルヌ Pärnu の町にこの週末 (9/18) マクドナルドが開店した。あいにくの雨にもかかわらず,大勢の市民が来店し,たいへんな混雑だった。開店記念に1週間, Pärnu burger パルヌ・バーガーなる当地限定メニューが提供されるという。

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発砲する - tulistama

 ぶっそうな話だが,このところ週末のタリンで,夜中に空気銃発砲事件が続けて起こっている。幸いけが人は出ていないという。事件が起こっているのは,タリンの中央駅 Balti jaam から西北方向にある Kopli コプリと呼ばれる地区で,ここもロシア語系住民の多い地域として知られている。射撃の対象となっているのは,市電,バスなど公共の乗物のガラス窓らしい。

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ヘルシンキとエストニア - Friedebert Tuglase Selts

 ヘルシンキのエストニア・センター (Eesti Maja - Viro-keskus) の開所式の記事の写真に知った顔があった。エストニア・センターの中心組織となるフィンランドの Eesti Instituut / Viron Instituutti の親組織,エストニアの Eesti Instituut のマルト・メリ所長 Mart Meri と,ヘルシンキ大学教授のリホ・グリュンタール Riho Grünthal のふたりだ。この2人が一緒に写っている写真があった。一番左の人物は知らないが,フィンランドの文化・スポーツ大臣 Stefan Wallin 氏があいさつしたというから,この人がそうかもしれない。そう思っておこう。

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エストニアのウォッカ - Viru Valge

 ハンザ商事 (Hanza Trading) というエストニア人が日本で2006年に始めた酒の輸入会社 (代表取締役 ユリソー ヤンノ Janno Jurisoo) の株の50%を,エストニア最大の酒造業者 Liviko が買収したそうである。投資額は 5000万円 (600万クローン)。Liviko はラトビアとリトアニアに子会社を持っているが,日本の輸入業者の経営に参加することで,日本での売り上げが伸びることが期待される。

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授精させる - tiinestama

 神戸の動物園で中国から借り受けて飼育していたオスのジャイアントパンダ「コウコウ」(興興, 14歳) が死亡したことで,中国から専門家チームが来日した。このことが英国系のメディアで報じられ,エストニアでも伝えられた。

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樫の木の言い伝え - püha tamm

 エストニアの西ヴィル県 Lääne-Virumaa, ラクヴェレ Rakvere の南方にある旧領主の館 Kiltsi loss (キルチ城) の庭園にあった「聖なる樫の木」が切り倒された。8月の嵐で幹の枝分かれの1つが折れ,むき出しになった幹の内部が枯れてしまって,危険になっていたためである。この旧領主邸には地元の学校があり,庭園は公園になっているため,生徒や住民の安全を考慮して切り倒すことが決まったという。

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ホームレス市民の集い - Kodutute öö

 今週の水曜日(9/15)の夜,タリンの都心,ヴィル・ホテルとエストニア劇場の間にあるタンムサーレ公園で,タリン市が主催して «Tallinn hoolib oma kodanikest» (タリンは市民を気遣う),通称 Kodutute öö (ホームレスたちの夜) という催しが開かれた。あいにくの大雨だったが,大勢のホームレス市民たちが集まった。平たく言えば,ホームレスの人たちに簡単な食事 (スープ,お茶,パン) を振る舞い,歌とダンスの娯楽を提供する催しである。この催しは,今年で5回目のようだ。

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紅葉する - kolletama

 日本語ではふつう「紅葉」と書くように,秋には木々の葉は,どちらかと言えば赤い色合いになることが多いような気がする。これに対して,北欧はどちらかいえば黄色が主体で「黄葉」と書いた方がいい風景になる。実際,「紅葉する」にあたるエストニア語の表現も kolletama, kollakaks muutuma など「黄色くなる」の系統である。

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エストニア産のソバ - eestimaine tatar

 エストニアでもソバが店頭から消え始めたという報道を話題にした。こういう事態になって,エストニア人の間でソバに対する関心が急に高まっているようだ。

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ヘルシンキのエストニア・センター - Helsingi Eesti Maja

 今週の金曜日 (9/17),ヘルシンキのエストニア・センターの開所式が行われる。センターの名前は Eesti Maja - Viro-keskus,場所はヘルシンキの Suvilahti (夏の入江) と呼ばれる地区 (住所は Sörnäisten rantatie 22)。

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エストニアでもソバ不足? - tatrapaanika

 ロシアのソバ・パニックの火の粉が,ロシア人の多く住む東北エストニア (東ヴィル県 Ida-Virumaa) を中心にエストニアにも飛来したようだ。値段の安いクラスのソバがほとんど売れて,ふだんはソバ米の袋が並んでいる棚が空になっている映像がテレビのニュースで流れた。

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ユリ・ロトマンの遺作 - Juri Lotman / Юрий Лотман

 モスクワのロシア人文大学で,月曜日(9/13)から4日間にわたって開かれる文化行事の中で,エストニアのタルト大学記号学 semiootika の教授として活躍した Juri Lotman ユリ・ロトマンの遺著「文化の予見できないメカニズム」 Непредсказуемые механизмы культуры が紹介された。

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蒸気機関車 - auruvedur

 1953年に製造され,エストニアで5年前まで使われていたという蒸気機関車 Kaspar 号が修理されて,タリンのバルト駅 Balti jaam から Türi テュリまで再び走った (9/10)。エストニア南西鉄道会社 Edelaraudtee が行う Türi - Viljandi ヴィリヤンティ 間の線路改修工事の始工式のためのアトラクションになったらしい。到着駅には,およそ300人のファンが詰めかけた。

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作曲家と指揮者たち - Arvo Pärt, Neeme Järvi, Tõnu Kaljuste

 土曜日 (9/11) のラクヴェレ Rakvere は Arvo Pärt の75歳の誕生日のお祝いムード一色だったようである。夜7時からのコンサートはテレビ中継されたと聞いている。

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パンとジャガイモの日 - leiva- ja kartulipäev

 エストニアのタリンの郊外の Rocca al Mare というイタリア語 (?) の名前のついた村にあるエストニア野外博物館 Eesti Vapaõhumuuseum は日本人旅行者にとっても結構おなじみの場所になっているようである。だれかが,野外博物館は世界でも珍しいと書いていたが,それは勘違いで,北欧の野外博物館の元祖は,スウェーデンのストックホルムの有名な Scansen スカンセン,その他,たとえばフィンランドのヘルシンキにも Seurasaari セウラサーリがある。

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大作曲家の誕生日 - Arvo Pärt

 この人は,日本では,大相撲の把瑠都に次いで有名なエストニア人と言っていいだろう。日本語 Wikipedia にも「アルヴォ・ペルトArvo Pärt, 1935年9月11日- )はエストニア生まれの作曲家である」と書いてある。

Arvo Pärt

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ベストセラー作家 - kirjanik Sofi Oksanen

 エストニアの新聞が Eesti juurtega Soome kirjanik 「エストニア人のルーツをもつフィンランドの作家」という枕詞をつけて話題にする Sofi Oksanen は,日本ではほとんど話題になっていないことが,「ソフィ・オクサネン」で Google 検索してみるとよくわかる。ソフィ・オクサネンは,1977年,フィンランドのユヴァスキュラ Jyväskylä 生まれで,母親がエストニア人,父親はフィンランド人。当然といえば当然だが,作家本人も,エストニアの文学専門家たちも,ソフィ・オクサネンはフィンランド人という位置づけである。

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婚外子 - abieluvälised lapsed

 別名「非嫡出子」(英語 illegitimate child)。英語の illegitimate に「合法的でない」「正当でない」という意味があるように「間違って生まれた子」というニュアンスが今でもつきまとうが,時代は少しずつ変わってきている。日本で「非嫡出子」というと,結婚相手以外の女性との間に生まれた子どものケースがまず思い浮かぶ (相続争い!) が,エストニアの場合,子どもが生まれてから結婚するカップルが多い現状があり,結婚に先立つ事実婚の時期に生まれたエストニアの子どもに,「嫡出子」「非嫡出子」のもつ独特の意味合いの違いを単純に投影するのは,エストニアの社会の実情にうまく合わないといえる。

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女の戦い - Šmigun vs Kanepi

 エストニアでは毎年12月,その年の最優秀女性スポーツ選手が選ばれるが,早くも今年は誰が選ばれるのかと,エストニア人たちは気にかけているらしい。今年は,おそらく,バンクーバーの冬季オリンピックでエストニアに唯一のメダルをもたらしたクリスティーナ・シュミグン選手 Kristina Šmigun-Vähi か,このところ世界の舞台で輝かしい活躍をしているテニス選手カイア・カネピ Kaia Kanepi のどちらかが選ばれるであろう。この記事にはなんと200人を超す読者が意見を寄せている。

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電子処方箋 (2) - digiretsept

 エストニアで今年(2010年)1月に導入され,当初の予定では3月から全面移行し,紙の処方箋は廃止されるはずだった電子処方箋システムだが,その問題点が明らかになって,移行までの期間が2回にわたって延長された挙句に,4月に,全面移行計画は当分延期という決定がなされたことは記憶に新しい。

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子どものお小遣い - taskuraha

 エストニアの5~9歳の子どもの1ヶ月のお小遣いは平均100~125クローンで,子どもはお小遣いをもらうために自分の部屋の掃除家事の手伝いなどをしていることがわかった。アンケート調査は,エストニアの銀行が今年3月,デンマークの調査会社に委託して,300人の子どもを対象にして行われた。

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ソバがロシアの店頭から消えた? - tatar

 エストニアの話題をロシアの話題として扱うサイトも多いので,その逆をやってもかまわないだろう。それに話題はソバ tatar だから,エストニア人とも関係が深いテーマだ。

 日本のロシア料理店ではあまり見かけない (というか,レストランでは家庭料理を出さないだけかもしれない) ような気もするが,多くのロシア人にとってソバ (韃靼そば,にがそば, ロシア語 гречка) は毎日の食卓に欠かせない食材である。典型的な食べ方はカーシャ каша (そばの実粥) だということは以前話題にした。

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人気映画と主演女優 - Riina Hein ja «Kevade»

 エストニアの映画史上もっともヒットした映画は, Kevade 「春」 (Tallinnfilm 1969) である。

 原作: Oskar Luts: Kevade (1912). [オスカル・ルッツ「春」]
 監督: Arvo Kruusement
 脚本: Kaljo Kiisk, Voldemar Panso
 音楽: Veljo Tormis [ヴェリヨ・トルミス]
 配役: Arno - Arno Liiver [アルノ役], Teele - Riina Hein [テーレ役]
 時間: 84分

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ジャガイモ - kartul

 エストニアでジャガイモ kartulが栽培されるようになったのは,歴史の本によると18世紀の後半のことらしい (Mart Laar: Linnulennul Eesti ajaloost. Tallinn: Grenader, 2005)。参考までにエストニアの百科事典の kartul (ジャガイモ) の項目にはこう書いてある。

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とってもディープなカフェ - ????

 タリンで合唱団に属している,あるいは,音楽学校で合唱の勉強をしている日本人女性 (たぶん) のブログを見つけた。エストニアの風物を写した興味深い写真がたくさんあって,お店の食品売り場もふくめ,エストニアのあらゆる場所の写真が見られるユニークなブログサイト。手始めにこんなページからどうぞ。

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輝いている女性たち - Eesti naised

 フィンランドと比べると確かにまだまだだが,日本と比べると,エストニアにおける女性の社会進出は目ざましい。輝いている女性たちが大勢いて,みなさんいい顔をしている気がする。

 なんて知ったかぶっているけれど,個人的に面識のある人がそんなにいるわけではない。

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女優の名前 - näitlejanna Olivia Munn

 エストニアの新聞サイトで話題になった国際的な女優として,以前 Anna Torv アンナ・トルブ (日本では「アナ・トーブ」) を話題にした。

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バスに乗せない - bussist maha jätma

 新学期の授業が始まった木曜日 (9/2) の朝,サーレマー Saaremaa のクレサーレ Kuressaare では,学校に通う生徒は通学目的ならバスを無料で利用出来ることになっているにもかかわらず,バスの運転手が,しかるべきIC証明カードを持っていないという理由で,2人の生徒の乗車を拒否するということがあったらしい。これを地元の新聞 Saarte Hääl が大きく報道し,その記事を全国紙の Postimees が転載した。

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歌う革命 (2) - laulev revolutsioon

 以前,エストニアの歌う革命についてのドキュメント映像が,2つ制作されていて,1つは,1988年9月の合唱祭をほぼそのまま収録したビデオ映像 Eestimaa laul '88 (エストニアの歌 '88) で,もうひとつは,アメリカ合衆国で 2006年 に制作された The Singing Revolution という英語のドキュメンタリー映画だと書いた。

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戯画化された肖像画 - šarž

 エストニアの戯画画家H・ヒープス Hugo Hiipus の作品展がヴァルカ Valga で開かれているという。会場では,希望者すれば自分の肖像画を描いてもらえるらしい。この町の市民の肖像画のほかに,エストニアのセレブたちの肖像画も展示されている。

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コンセント - pistikupesa

 エストニアで使われている典型的なコンセントの写真があったので,紹介する。プラグの形からして違うのだから当然と言えば当然だが,日本のコンセントとはずいぶんと形が違う。

 私は,90年代にこれとそっくり (ただし差し込みは4つ) のものをエストニアで買って,海外旅行用のスーツケースにいつも入れている。かさばって持ち運びに便利なものではないのだが,海外のホテルでパソコンを使いながら,携帯を充電したりするには,こういうコンセントがテーブルの上にあった方が都合がいい。今年の夏の旅行では,ハンガリーでも使えることがわかったので,当分は手放せない。この写真を見ると,同じ型の製品がずっと作られているのかなとも思われるし,あるいは,私と同じように何年も前に買ったのをずっと使い続けているのかも知れない。

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激しい風雨 - möllama

 木曜(9/2)の夜,日本では金曜(9/3)の早朝,東北エストニアを中心に,激しい風雨がエストニアのあちこちを襲ったようだ。海岸地方で,午後9時,風速21メートルを観測したという。被害は幸い比較的軽微で,東ヴィル県で屋根のトタンを吹き飛ばされた家が1軒あったが,二次被害はなかった。停電は,ハリユ,東西ヴィルなどを中心に,一千世帯以上に及んだ。

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バイリンガルの高校 - kakskeelne

 エストニアでは9月1日から新学期が始まった。

 タリンとナルヴァの中間辺りにラクヴェレがあるが,そのラクヴェレとタリンの中間辺りを北に行ったところにロクサ Loksa という町がある。この町のエストニア語系の高校とロシア語系の高校が統合されて,新学期から Loksa Gümnaasium (ロクサ高校)と呼ばれる二言語併用,今日本ではやりの言い方をすればバイリンガルの高校として第一歩を踏み出した。今年度の生徒は,エストニア語系195人,ロシア語系170人。ロシア語系学校の生徒たちがエストニア語系学校の校舎に引っ越す形で新学期は始まった。

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映画の舞台となった校舎 - Tootsi koolimaja

 映画「春」 Kevade (1969, 原作 Oskar Luts: Kevade, 初版 1912) のロケの舞台となり,原作者の Oskar Luts オスカル・ルッツ (1886-1953) 自身が通った学校として有名な校舎 Palamuse koolimaja で,35年ぶりに授業が行われた。パラムセ Palamuse は,タルトの北,ヨケヴァ Jõgeva の近くにある小さな町。1975 年以来郷土博物館となっているこの建物で,新入生が授業を受けることになったのは,学校の校舎の修理工事が新学期に間に合わなかったための応急措置らしい。

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8月20日のタリン旧市街 (2) - Eesti Vabariigi taasiseseisvumise aastapäev

 8月20日は,エストニア共和国の独立回復の記念日である。この日も朝から,トーンペア丘のロシア正教会はいつものように観光客でごった返し,ロシア語で礼拝が行われていた。そのロシア正教会の前の通りを南に下ったところにある交差点の南西の角には,19年前の1991年8月20日,ソ連軍の侵入を防ぐために道に置かれた石の1つが,エストニアの独立回復の記念碑として据えられている。観光客がほとんど気づかないで通りすぎるその記念碑には,その日花が添えられていた。

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エストニア人とフィンランド語 - soome keel

 エストニアの学校でフィンランド語を学ぶ生徒が激減しているようだ。外国語としてフィンランド語を選択する生徒は,1990年代の中頃には3900人近くいたらしいが,昨年度は高校・基礎学校を合わせて1037人しかいなかった。フィンランドの教育文化省 opetus- ja kulttuuriministeriö も,この事態を深刻に受け止めている。

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タリンで見たポスター - Nukitsamees, Klaabu, Kalle Bloomqvist

 エストニアのタリン旧市街へは,東側からヴィル通り Viru,ヴィル門 Viru värav 経由で入って,下町の中心の市庁舎広場 Raekoja plats へと進んでいくのが定番だろうが,南側から直接トーンペアの丘 Toompea に登っていくルートも面白い。南からまっすぐトーンペアに向かう坂道の自動車道,トーンペア通り Toompea には,トーンペアの入り口の直前に交差点がある。交差点の東側の道は,自由の広場 Vabaduse väljak から日本大使館の脇を通って登ってくる 司令官通り Komandandi で,西側の道はファルキ通り Falgi である。自動車でトーンペアに入るときは必ずこの交差点を通る。1991年8月,トーンペアを死守するためのバリケードの築かれた場所である。

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タリン市の来年度予算 - eelarve

 エストニアの首都タリン市の来年度の予算案市議会に提出された。金額がクローンではなくユーロで記された最初の予算である。日本の人口50万人の都市と比べてどの程度の違いがあるのかはわからないが,予算の規模は,463,039,959 ユーロ (7,245,001,000 クローン),日本円に換算すると 495億3400万円である。

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