蒸気機関車 - auruvedur
1953年に製造され,エストニアで5年前まで使われていたという蒸気機関車 Kaspar 号が修理されて,タリンのバルト駅 Balti jaam から Türi テュリまで再び走った (9/10)。エストニア南西鉄道会社 Edelaraudtee が行う Türi - Viljandi ヴィリヤンティ 間の線路改修工事の始工式のためのアトラクションになったらしい。到着駅には,およそ300人のファンが詰めかけた。
記事: Kaspari tulek kuulutas raudteeremondi alanuks
機関車の修理にかかった費用は20万クローン(140万円),エストニア鉄道文化基金の援助を受け,ボランティアたちの力を借りて,完成させたという。今後は,この機関車をエストニア観光の目玉にして,ドイツ人,フランス人,日本人をはじめ,世界中から来る観光客を,タリンからこの機関車の牽く列車に乗せて,エストニア中部に運びたいと,鉄道会社の関係者は抱負を語った。
この機関車には,製造場所としてВорошиловградの「10月革命工場」という名前が記されている。ウクライナの最も東の地域にある都市で Луганськが今のウクライナ語の名前らしい。
参考: バス - autobuss (2010/07/01)
参考: トロリーバス - trollibuss (2010/07/16)
参考: 郵便馬車 - postitõld (2010/05/27)
参考: サーレマーの風車群 - Angla tuulikud (2010/07/30)
参考: エストニアの文化遺産 - kultuurimälestis (2010/07/23)
水蒸気 aur
蒸気機関車 auruvedur
鉄道 raudtee
改修工事 remont
車掌 reisisaatja
プラットホーム perroon
汽笛の音 vile
旗 lipp
風船 õhupall
ボランティア talguline
満足そうにインタビューに答えるこの日の車掌 Luisa Kurašina さん
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