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キフヌ島出身の素朴画家たち - Kihnu naivistid

 キフヌ島の郷土資料館 Kihnu Muuseum の展示は,「へえ,昔はこうだったんだねえ」と軽く感動する程度には面白いが,それ以上のものではない。ただし,キフヌ島出身の素朴画家たち naivistid (英語 Naïve artists) の作品を見たときは,ちょっとした発見をした気がして,遠くまで来たかいがあったと思った。

 キフヌ島の素朴画家でもっとも有名な人は,ヤーン・オアト Jaan Oad (1899-1984) で,この人の作品が一番多く展示されている。このほか,ハリ・ヴェシク Harry H. Wesik (1908-1994), ケオルク・ヴィトリク Georg Vidrik (1904-1942) らの作品も見られる。イギリスで出た素朴絵画の事典 World Encyclopedia of Naive Art (1984) に,オアトとヴィトリクの名前があるらしい。資料館の Maie Aav 館長さん (といっても,チケットや土産物も売るし,頼めば解説もしてくれる) に聞いたら,オアトの画集が資料館の出版物として近々出るそうである。

 キフヌ島の伝統芸能をユネスコの無形遺産として推挙する際に,エストニアが作成した「キフヌ文化空間」という企画書がある。文書の性格上,理屈っぽいが,素朴画家たちの作品の写真も何枚か載っているので参考になる。ただし,画質はあまりよくない。

 エストニア語版: Kihnu kultuuriruum - 英語版: Kihnu Cultural Space

 なお,キフヌ島の人口は,この文書の英語版では 530 人となっているが,エストニア語版では 602 人となっている。この差がなぜあるのか,わからない。

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Jaan_oad_kihnu_naised

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