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カモメの大量死 - kajakas

 フィンランドのヘルシンキでロケをした日本映画 「カモメ食堂」(Ruokala Lokki) にも名前が出てくるバルト海のカモメ (エストニア語 kajakas, フィンランド語 lokki, 英語 sea gull) は,日本の三陸海岸で遊覧船に乗ったときに餌のパンを食べに来るウミネコの仲間である。エストニア語のウィキペディアには,日本のウミネコの学名のあとに jaapani kajakas 「日本のカモメ」 と書いてある。比較的海に近く,カモメが邪魔されず飛んでこられるタリンのヴィル・ホテル Viru Hotell の上の方の階の部屋の窓には,カモメがとまることがあって,その時は至近距離から観察できる。

 そのエストニアのカモメたちに災難が降りかかっている。先週末,タリン市の東北の隣の自治体ムーカ町 Muuga の港から東の Salmistu 村の辺りまでのフィンランド湾に面した数十キロの海岸に,200羽を超えるカモメの死骸が打ち寄せられた。タリン市内の海岸でも数羽の死骸が見つかったという。原因は調査中ということであるが,何らかの病気やウイルスが原因の可能性もあるが,環境汚染が原因かも知れないという。

 記事: Kajakate surma põhjusi alles selgitatakse (2010/08/02)
 記事: Põhjarannikul vedelevad sajad surnud linnud (2010/08/01)

 かつて,ある在米エストニア人ジャーナリストは,ヘルシンキとタリンの間のフェリーを追いかけて,毎日国境を行ったり来たりしているカモメたちに自由の象徴を見たと,エストニア訪問記の冒頭で書いていたのを思い出した。

Freedom. The sea gulls have it. Soaring in the wake of the ferry that connects Finland and the Estonian Soviet Socialist Republic, they travel in unfettered anonymity. They need no visas. They asak no one's premission. (Priit Vesilind: "Return to Estonia," National Geographic 157/4, 1980, pp.485-511)

 しばらく前に,白鳥の死骸がタリンの海岸に横たわっていたことが話題になった (2010/03/14) ことを思い出した。そのときは餌付けが原因だった。カモメの大量死の原因を一日も早く解明してほしいものである。

死亡した surnud, hukkunud
カモメ  kajakas
鳥    lind
死骸,遺体 laip
横たわる vedelema
原因   põhjus
海岸   mererand
病気   haigus
ウイルス viirus
環境汚染 reostus
はっきりする selguma
解明する selgitama
片付ける koristama

Eelmise nädala lõpus leiti Eesti põhjarannikult umbes paarsada surnud kajakat.

Kajakas.

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