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エストニアの柿 - hurmaa

 柿 hurmaaがエストニアで手に入るようになってまだほんの数年ではないかと思われる。私が Viru keskus の地下食品売り場で柿を hurmaa の名で売っているのを見たのも,ほんの2年ほど前である。タリンに着いた日 (8/18),食品売り場に寄ったらやはり売っていたので,買ってきた。イスラエル産で,種がない。色は,日本の柿より黒ずんでいる。なかなか売れないらしく,柔らかくなって,柿特有のコリコリした食感がなくなっていて,また甘くなりすぎているので,物足りなかった。

 エストニア語のウィキペディア Vikepeeida には hurmaa の項目が確かにあるが,次のように書いてあるだけである。

 Hurmaa ehk kakiploom ehk kaki on idadiospüüri vili.
 hurmaa は kakiploom あるいは kaki とも呼ばれ,東洋で生育する Diospyros という木の実である

 参考: Hurmaa (Vikipeedia)

 柿 hurmaa がエストニアで如何に珍しいかは,次の記事 (2006年) が「外見は黄色いトマトに似ているが,味は甘い」「エストニア語では kakiploom カキ・プラムと呼ぶことがあるが,プラムとの共通点はあまりない」などと説明していることからもわかる。

 記事: Hurmaa ehk diospüür ehk kakiploom (Eesti Päevaleht, 2006/11/18)

 同記事によれば,「柿は,中国,日本,韓国では古くから知られている果物で,19世紀に合衆国や南ヨーロッパに輸入された。エストニアにもっとも近い柿の栽培国は,地中海や黒海の沿岸地域」で,今日買った柿も産地がイスラエルと果物売り場の値札に書いてあった。

 タリンでは,このほか,ミカン mandariinリンゴ õun も売っている。リンゴは,エストニア産のものは実が小さく (コルフボール大),せいぜいほんのり赤みがかかっているだけで,味も渋かったりするが,最近は,直径10センチくらいのリンゴ (店頭では red delicious, golden delicious などと書いてある) も店頭に置かれている。味も日本のリンゴと比べるとやや酸っぱいけれど,甘みもある。

エストニアのサイトに載っている柿の写真

トルコ語のウィキペディアに載っている柿の木の写真
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キフヌ島に自生するリンゴの木
Kihnu_ounapuu

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