官報 - Riigi Teataja
Riigi Teataja (RT) は,1918年11月27年以来この名前で出ているエストニア共和国の官報の名前である。最初の語 riigi は国を表す riik の属格形,後半の teataja は,戦前は新聞の名前に使われ,現在では古語になっている語で,強いて訳せば「伝え手」のような意味だ。この「国のお知らせ」の紙の印刷物としての使命が,5月31日をもって終わった。6月1日からは,現在 Elektrooniline Riigi Teataja (eRT)「電子版 国のお知らせ」と呼ばれている Web 版だけになる。
記事: Täna ilmub viimane paberil perioodiline Riigi Teataja
参考: エストニアの RT の第1号
エストニアの官報の Web サイトが開設されたのは 2002 年。以来,印刷版の官報の需要は年々減少し,今年の前半の注文は,1号あたり,平均わずかに 17 部にまで下がっていた。
現在,電子版 RT のサイトで閲覧・検索できるのは,1990年以降の官報に限られる。なお,エストニアの RT は,日本の官報の政府調達を除いて,本紙と号外に相当すると思われる。電子版RTは,今年中に一新されて,内容も拡充され,さまざまな検索やサービスが受けられるサイトに生まれ変わるそうである。
エストニアの官報サイト (eRT) - 日本のインターネット版「官報」サイト
ウェブ出版物 võrguväljaanne
需要 nõudlus
入手可能な kättesaadav
注文する tellima
法令 õigusakt
判決,裁判所命令 kohtuotsus
現行の kehtiv
義務的な kohustuslik
公表する avaldama
出版する välja andma
法人 juriidiline isik
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