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夏至の夜祭り - jaaniöö

 エストニアでもっとも重要な国民の祝日をあげるなら,冬の独立記念日 (2/24) と夏の戦勝記念日 (6/23) の2つである。このうちでも戦勝記念日は,翌日が夏至祭だから,夏至祭の前夜と一緒になって,庶民にとっては,一年でもっとも楽しいお祭りの始まりの日になる。

 戦勝記念日 Võidupüha は,独立宣言 (1918/02/24) の直後にドイツ軍に占領されたエストニアが解放された日 (1919年6月23日) を記念するために,旧エストニア共和国時代に定められた祝日が,独立回復後に復活したものである。

 6月23日は,日の出とともに国旗が掲揚されるが,この日の晩は夏至祭の前夜のため,午後10時になっても国旗は降ろされずに一晩中掲揚され,翌日の午後10時になってようやく降ろされる。

 戦勝記念日前日の22日の昼,ドイツ軍に対する最後の戦闘の行われたトリ Tori (パルヌの近く) の教会で灯された「勝利の火」は,翌日の記念日の当日に間に合うよう,記念式典の開かれるヴィリヤンティ Vilijandi に運ばれる。式典で聖火は,各県を代表する走者に大統領によって分け与えられ,エストニア各地に運ばれる。

 記事: Täna ja homme heisatakse Eesti lipud
 記事: Võidutuli läks Torist teele

 夏至祭の前夜は,大きなたき火を焚いて,その周りに集まって,食べて,踊って,歌うお祭りで,これをjaanituli または jaanik と呼ぶ。ビールを飲みながら,肉やソーセージを焼いて食べるのがもっともふつう。サウナに入るのも定番だ。

 記事: Keskkonnainspektsioon: jaanituli olgu puhas
 記事: Linnamehedki jõuavad maajaanile
 記事: Jaanituled on mälestustes alati kaunid (Saate Hääl)
 参考: 夏至祭のたき火 - jaanituli, jaanik

 夏至祭の前夜は,エストニアでは雨がよく降ると言われる。実際,過去20年間のタルトの夏至祭の天気を調べてみると,雨が降らなかった年が8回,6月23日の午前9時から24日の午前9時の間の降水量が1ミリ以下の年が1回,1ミリから5ミリが4回,5ミリ以上が7回あったという。

夏至祭      jaanipäev
夏至祭前日   jaanilaupäev
夏至祭の前の晩 jaaniõhtu
夏至祭の前夜  jaaniöö
火         tuli
たき火      lõke, lõkketuli
夏至祭のたき火 jaanituli, jaanik
材木        puit
枝         oks
切り株      känd
煙         suits

とにかく,夏至祭の夜はこうでなくちゃいかん。雨が少し降って,蚊がたくさん出て,煙がほどよく出る...
Jaaniõhtu.

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