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煙 - suits

 フィンランドなどの北欧諸国と同じく,エストニアでもレストランやバーは禁煙である。参考までに,日本の「分煙」は茶番で,仕切りがないから煙は非喫煙席にまで流れていくし,喫煙席の区画を通らないとトイレに行けない構造になっている店も多いから,事実上全空間が喫煙席であるのと変わりない。

 タルトに,会員制の喫煙者専用のバーができたらしい。ドアをガラスにして,部屋全体を喫煙空間にしている。このバーに入るためには,タルト煙草依存者協会 Tartu tubakasõltlaste selts の会員になる必要があるが,簡単な申込書を書けば,その場で会員証が発行される。法律では,結婚式などの出席者が限定されているパーティー会場なら,喫煙が許され,食事や飲み物を注文できるということを逆手にとって,このバーでは,タルト煙草依存者協会の集まりが常時開かれていることになっているのだという。ただし,この場合,飲み物はこの店のものではなくて,他の業者からのケータリングということにしてあるらしい。2月の開店以来,喫煙者の間での人気は上々で,すでに発行された会員証は1000通を超えていると店の責任者は言っている。

 タリンでは,観光客なら誰でも知っているヴィル門 Viru värav の脇にあるバーが,毎週土曜日,貸し切りの会員制のパーティー会場になっている。常連が20~30人いて,土曜日は一日中この店に入り浸っているという。ただし,ここでは食事は注文できない。

 2008年の統計によると,煙草を毎日吸うエストニア人は,全人口の 25パーセント,男女別では,男性39%,女性17%である。

 記事: Suitsetajad käivad koos kinnistes baarides

 エストニアの喫煙者たちも,公共の場にある,ガラスで仕切られ,外に煙が出ないようになっている空間で,回りから観察されながら煙草を吸うのは恥ずかしいらしく,思いっきり吸いたいと思っているようだ。そこで提案だが,日本の高校でも,ガラス張りの空間を作って,煙草を吸いたい生徒には思いっきり吸わせてみてはどうか。ただし,吸わない生徒たちが,ガラスの外から,動物園の檻の中の動物を眺めるように観察できるようにする。そうすれば,喫煙する生徒たちは恥ずかしさにいたたまれなくなり,二度と喫煙空間に入ろうとはしなくなるに違いない。もちろん職員室にも同じ空間を作ることになる。多少設備費がかかるが,学校全体を健康的な場所にできて,教育効果があがるから生徒の親からも支持されるのは間違いないと思われる。

喫煙する     suitsetama
喫煙者      suitsetaja
喫煙       suitsetamine
非喫煙者     mittesuitsetaja
禁止する     keelama
バー       baar
入室する     sisse pääsema
ガラス製のドア  klaasuks
店員       teenindaja
客        külastaja
会員証      liikmekaart
申込書      ankeet
たばこ依存者   tubakasõltlane
会,協会     selts
飲食業      toitlustus
催し       üritus
結構式      pulmad
客,顧客     klient
固定客,常連客  püsiklient
食事を提供する  süüa pakuma

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