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講演 - loeng

 エストニアのイルベス大統領 Toomas Hendrik Ilves がアメリカにでかけて,Atlantic Council (日本ではなんて呼んでいるのかな)というところで開かれる集まりに出た後,ハーバード大学のセミナーに出て講演をするそうである。ハーバード大学にいるエストニア人の留学生も,セミナーに出席するとのこと。 そのほか,アメリカ在住のエストニア人の団体を訪れたり,アメリカ人の外交官に勲章を授与したりと,もろもろの行事が予定されているという。

 Ilves peab loengu Harvardi ülikoolis

 ひとつには,アメリカ政府の招待で出かける公式の訪問ではないことが,読者のコメントはあまり好意的でないものが多い理由かもしれない。税金の無駄遣いだくらいに思っているエストニア人が多いのだろう。30人ほどのうち,まともなコメントはこれひとつくらい。

 Soovin edu härra presidendile. Olen kiindel.et ta jääb presidendiks ka teiseks tähtajaks.Paremat kandidaati ei näe.Ilkujate tase veelkord kinnitab,et meil on õige president!
 大統領のご活躍を祈ります。イルベス大統領は次期大統領にも選ばれること間違いない。ほかに候補者がいない。茶化す人たちのレベルを見ると,改めて,まともな大統領がエストニアにはいると思います。

 茶化すコメントとしては,

 millest see loeng on, oi-oi-oi kui edukas eesti on ikka esimeste seas, tagant otsast.
 なんの講演だって,ほほう,エストニアも一流の国の仲間入りをしてがんばってる,うしろのほうでね。

 このコメントで「寧ろ鶏口となるも牛後となるなかれ」という中国の古い言葉を思い出した。「大国でその他大勢のひとりでいるより,小国で指導者になるほうがいい」といいうふうに読める。イルベス氏も,アメリカ在住のエストニア人としてアメリカにずっと住んでいたら,それほど波乱もなく一生を終えたかもしれない。しかし,エストニアに移り住み,アメリカ国籍を捨ててエストニア人になりきったことがきっかけで,大統領にまでなって,エストニアの歴史に名前を残すことになったわけである。予想もされていなかった人が立身出世することは激動期にはよくあることかもしれないが,そのうちどんな回想録を書いてくれるか,今から楽しみである。

 president Ilves

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