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母語の日 - emakeele päev

 今日,3月14日はエストニアの国旗掲揚の日の1つ,エストニア語の日 eesti keele ja kultuuri päev である。1999年に制定された国民の休日で,各地で記念行事が催される。この日は,エストニア語の最初の詩人とされる,若くして死んだ Kristjan Jaak Peterson (1801.03.14. - 1822.08.04.) の誕生日にあたる。

Kristjan Jaak Peterson の銅像 (タルト)
Kristjan Jaak Peterson

 Kas siis selle maa keel  この国のことばが
 Laulutuules ei või     歌の風にのって
 Taevani tõustes üles   空まで昇り
 Igavikku omale otsida?  永遠の命を得ることはないのか? 

 (銅像の台座に刻まれた詩)

 エストニア国旗の掲揚にあたっては,作法が決められている。たとえば,汚れていたり,破れたりしている国旗は掲揚できない,他の旗と一緒に掲揚する場合は,専用のマストを用意する,幅が他の旗より狭くてはいけない,高さが他の旗より低くてはいけない,向かって一番左のマストに掲揚する,等々の決まりがある。掲揚する時間は,日の出または午前8時のどちらか早い時間,降ろす時間は,日の入りまたは午後10時のどちらか遅い時間とされ,暗い時間も揚げたままにするときは,照明で照らさなければならない。

 エストニア語の日には,学校で「母語の日」 emakeele päev と呼ばれる行事が開かれる。当日が日曜日の今年は,前々日の金曜日に各地で母語の日の行事が開かれ,ダンス,歌,詩の朗読などが行われた。新聞は,パルヌのロシア語高校で「母語の日」の行事があったことを,ロシア人の民族衣装を着て行事に参加した女生徒たちの写真とともに報じている。ただし,記事に書かれたコメントを引用するまでもなく,ロシア語を母語とする生徒たちに,エストニア人を対象とするときと同じような内容の「母語の日」を祝わせるのは,強制的な同化政策になる。これは,道理に合わない。

語彙
 emakeel      母語
 luuletaja      詩人
 lipp         旗
 heiskama      掲揚する
 päikesetõus    日の出
 päikeseloojang   日の入り
 laius        幅
 kõrgus       高さ
 hommik      朝
 õhtu        晩
 pime        暗い

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