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涙 - pisarad

 ふつう複数形で使うので pisarad にしてみたが,単数形 pisar も使われないわけではない。

 「モスクワは涙を信じない」Москва слезам не веритというロシア映画が1980年代に日本でも公開されたが,これは「泣いたところで誰も助けてはくれないものだ」というロシア語のことわざをもじったものらしい。

 エストニアの新聞 Postimees が「ユーロ圏はギリシアの涙を信じない」という見出しで,ギリシアの経済状態の悪さに対して,ユーロ圏の各国が厳しい姿勢を取ったことを報じている。

 Eurotsoon Kreeka pisaraid ei usu ユーロ圏はギリシアの涙を信じない

 誰でも知っている映画のタイトルや有名な台詞などを,こうやって少しずつ表現を変えて使い回すことは,とくにジャーナリストたちによって,いろいろな言語で行われるので楽しい。ふつうの表現を使うのとは比べものにならないインパクトがある。もっとも,ギリシアの人々のことを考えると,楽しんでいてはいけないのかもしれないが。

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