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太る - juurde võtma

 本来は「今手もとにあるものに加えてさらに何かを手にとる」というような意味ですが,体重が増えるときにも使います。

 McDonald’s aitab jaapanlastel juurde võtta マクドナルドのおかげで日本人は太る

 Financial Times の記事を引用したもので,もともと野菜中心の健康的な食習慣をもっていた日本人だが,1970年に最初のマクドナルド店が出来て以来,油っぽいフライドポテトやパンに挟んだ脂肪分の多いハンバーグを食べる悪い習慣がついてしまった,嘆かわしい,というような内容の記事の紹介です。

 記事には,食物に関する語彙がいくつか出ています。

 toit     食物,食事
 kiirtoit   ファーストフード
 rasv     脂肪
 kotlett    コロッケ,ハンバーグ
 burger    ハンバーガー
 friikartulid フライドポテト
 sai      白パン
 riis     米,ご飯
 misosupp   味噌汁

 エストニア語でパン一般を指す leib は,ふつう黒いパンをさします。小麦 (nisu) で作られる白パンは nisuleib という呼び方もありますが,日常的には sai と呼ばれます。日本では黒パンはほとんど知られていないので,嫌う人も多いようですが,黒パンのほうが味が落ちずに長持ちするし,美味しいという人が多いです。タリンのショッピングセンター地下の食品売り場に行くと,あらゆる種類のパンを売っていますが,気を付けて探すと,エストニアの leib もちゃんと売っています。

 今は,エストニアでもふつうに白パンを食べますが,かつては小麦粉は北国では貴重だったので,特別なとき以外は食べなかったのではないでしょうか。アルプスの少女ハイジの物語で,フランクフルトのお金持ちの家に住み込みで暮らすことになった主人公が,アルプスの山の村に住むおばあさんのために,白パンを食べないでとっておくという話が出てきます。私は子どものころずっと不思議に思っていたのですが,小麦粉が貴重だった時代があるのだということがわかって,納得しました。ちなみに,今でこそ,日本には蕎麦専門の高級な店がありますが,もともとは米が十分に取れないまずしい信州人が食べていた蕎麦が案外美味しくて,江戸で広まったのだろうと思います。

 実は,エストニアでも韃靼そば tatar の実を茹でてかゆにして食べます。私は,この蕎麦がゆ tatrapuder が好きですが,フィンランド人はほとんど知らないようです。そのためか,エストニアのホテルでも朝食にあまり出さなくなりました。エストニアの蕎麦がゆを試してみたい人は,タリンの国立図書館 Rahvusraamatukogu の1階にある食堂にお昼を食べに行くことをお奨めします。

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