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エストニア人の外国語の知識の国際比較

 9月26日は「ヨーロッパの言語の日」だったそうですが,それに合わせて,ヨーロッパ諸国の国別の外国語の知識の比較が公表されました。エストニア外務省の公報 ( Estonian Review 34/2009) をもとに数字をまとめてみました。ここでいうエストニア人とは,エストニアに住む人々という意味で,ロシア語系の人々も含んでいます。

 25~64歳のエストニア人の55.9%が,母語のほかに2言語ないしそれ以上の数の言語を話すと答えたのに対し,母語しかできないと答えた人が13.6%いました。

 「母語+2言語以上」の割合がいちばん高かったのは,スロベニアの71.8%,次いでスロバキア68%,フィンランド67.9%,リトアニア66.1%と続き,エストニアは5番目です。エストニアの次は,ラトビアの54.9%なので,バルト三国がまとまって上位にいますが,上位を占めた国が,フィンランド以外すべて旧ソ連・東欧の国というのは興味深い結果です。

 他方,東欧諸国の中には,母語以外の言語を知らないと答えた割合が高い方の上位に登場する国もあります。「母語だけ」の割合がいちばん高いのはハンガリーで75%,次いでポルトガル51%,スペイン47%,ブルガリア44%,ギリシア43%となっています。ハンガリーがヨーロッパの中で,いちばん外国語の知識が少ない人々が住む国ということになります。

 英語は,EU諸国の3分の2で,もっともよく知られた第2言語。ロシア語がもっともよく知られた第2言語なのは,バルト三国,ポーランド,ブルガリアで,中でもリトアニア人がもっともよくロシア語ができるという結果が出たそうです。

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