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エストニアの作曲家の名前のカナ表記のことなど

 昨日 (7月30日)のエレルヘイン (Ellerhein) の東京公演では,エストニアの歌として,ヴェリヨ・トルミス (Veljo Tormis) の「子どもの頃の思い出」と合唱組曲「四季の図」(Looduspildid, 1964-69; Kevadkillud - Suvemotiivid - Sügismaastikud - Talvemustrid) が歌われました。

 演奏会の音楽的な評論は,音楽の専門のかたにおまかせするとして,エストニア人の名前のカナ表記について,ひとこと。

 指揮者の Tiia-Ester Loitme さんの姓のカナ表記は,当日配布のプログラムの「ロイットメ」より,東京公演のパンフレットの「ロイトメ」のほうを押したいと思います。もし前者のように小さなッを書くなら,合唱団の名前も「エッレルヘイン」とでもしなければ一貫しない。でも「エレルヘイン」なのだから,それに合わせて「ロイトメ」の方に統一してほしい気がします。

 Veljo のカタカナ表記ですが,ちょっと専門的になりますが,音声学的に言えば,j 音 (日本語のヤ行子音よりは摩擦が強い) の前の L は口蓋化するので,私がそうですが,「リ」に聞こえる日本人が多いのではないかと思っています。という理由で,私は,エレルヘイン公演のプログラムの「ヴェルヨ」ではなく,Wikipedia の見出しのように「ヴェリヨ」と書きたいですね。

 Veljo は日本人の耳には「ヴェ・リ・ヨ」と3拍に聞こえるはず。「ヴェリョ」のようにヨを小さくすると,「ヴェ・リョ」と2拍になってしまうので面白くない。拍の解説は,専門過ぎるので省略して,リズム上の単位が拍だとだけ言っておきます。

 なお「ヴェイヨ」も見かけますが,これは聞き間違いか,書き間違いではないでしょうか。

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